〜 エンジン 〜

エンジンにはメインニードル、スローニードル、アイドリングニードル、と3つのニードルがあります。
この3つのニードルを上手く調節することでエンジンの本来のパワーを引き出すことができます。
エンジンのニードル調整は慣れるまでは難しく感じると思います。
初めはエキスパートの方に調整して頂き、エンジン音や走行フィーリングを体と耳で覚えるのが一番です。
私も1/8バギーを始めてから1年半ぐらいはエキスパートの方に調整して頂いていました。

メインニードル

メインニードルはエンジン内部に入る燃料の量を調整するニードルです。
ストレートなどをアクセル全開で走行し、調整します。
メインニードルを右に絞っていくと、エンジン内部に入っていく燃料の量が少なくなり、どんどんスピードが増していきます。絞りすぎるとエンジンを壊す原因になりますが、ある程度絞らないとエンジン本来のパワーが出ません。
ストレートを全開で走った時にマフラーから排気ガスがわずかに見えるぐらいが理想です。
後は音で理想のニードル位置を覚えておきます。

スローニードル

スローニードルは中低速時の燃料の量を調節するニードルです。通常メインニードルの調整が終わった後に調節します。
スローニードルの調節でエンジンの吹き上がり方が大きく変わります。スローニードルが甘すぎると白煙を多く出しながら、もたついた加速になります。又、スローニードルを絞りすぎると、力のないエンジン音になり、音が先走り加速がついていきません。軽くエンジンが吹き上がる位置より気持ちあまいかなと思う所が理想です。

アイドリングニードル

アイドリングの高さを調節するニードルです。
アイドリング時にエンジンが止まらない程度に調節します。

※ memo ※

エンジンが新しくピストンシリンダーの圧縮が十分にある場合は、メインニードルを辛めにスローニードルを甘めにした方が、エンジンの調子が良いように感じます。 又、圧縮がなくなってくると、スローニードルを甘めに調節していると、アイドリングが安定しませんので、私はメインニードルを少し甘く、スローニードルを少し辛めにセッティングするように心掛けています。

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